匿名性について

やや旧聞に属しますが「2ちゃんねる」への匿名の書き込みで名誉を傷つけられたとして、タレントの麻木久仁子さんが、プロバイダーの「浜松ケーブルテレビ」(浜松市)に発信者情報の開示を求めた裁判の判決があり、静岡地裁浜松支部は発信者の個人情報開示を命じました。今後、麻木さんが、書き込み主を相手に刑事、民事での訴訟を起こすのは確実とみられていて、インターネットの匿名性を揺るがす事件に発展するかもしれないともいわれています。
今回の件で麻木さんについて何が書かれていたかは知りませんし、知ろうとも思いません。ニュースでは家族に関わることもあったということですから、相当に悪質なものであったであろうとは推測します。
東京ユニオンにも、年に何度か匿名で会社の「悪行」を訴える手紙が送られてくることがあります。
しかし、労働組合としては、その企業の中で実名を公表してくれる方がいないと対応できないのが現状です。その意味で「勇気ある個人」の存在は不可欠です。また、団体交渉(労使の話し合い)のテーマは雇用に関わるものが中心になります。
やはり、発言に責任を持つ、現状を変えていく、というためには自らの出処進退を明らかにしていく必要があるでしょう。
しかし、そうしたことを考慮しても、私個人としては、インターネット上は原則として匿名を維持するのがよいのではないかと考えています。
理由はインターネット情報の中には、非常に公共性が高いにもかかわらず封印されていた情報などもあるためです。原則として実名では、ときにはこうした場合の情報提供者にさまざまな害が及ぶ可能性もあると考えるからです。
最近、東京ユニオンではツイッターを始めて、このブログを開設しました。今後、一層、使い方に気を配りながら、情報を発信していきます。
なお、念のため申し上げますと、麻木さん及び麻木さんの行動を非難するつもりはまったくありません。
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書記長・関口

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