夫は外で働き、妻は家庭を守るべき?

 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方に「賛成」とする割合が51.6%(「賛成」12.9%+「どちらかといえば賛成」38.7%)で昨年から10ポイント上昇――という調査結果が内閣府から発表されました。調査は、ほぼ2~3年おきに内閣府が実施している「男女共同参画社会に関する世論調査」。
 
 この原因として、内閣府の担当者は「専業主婦への憧れが高まり」とみているようです。この調査は、実際に「専業主婦をしている」人の割合ではなく、専業主婦が望ましいと考えているか、という意識調査。確かに所得格差が広がる中で「専業主婦」は、男性にも女性にもある意味でステータスになっているのかもしれません。その意味では、担当者の説明に「それはあるかも?」と納得するところもあります

 しかし、私はこの調査項目の男女の差が気になりました。細かく見ると、

女性  賛成12.4%、どちらかと言えば賛成36.0%  48.4%
反対18.4%、どちらかと言えば反対30.4%  48.8%
男性  賛成13.3%、どちらかと言えば賛成41.8%  55.1%
反対15.8%、どちらかと言えば反対25.2%  41.0%

 このように賛成は女性で少なく男性で多い、反対は女性で多く男性で少ない、という結果になっています。いわば、意識に差が出ている、これは働き続けたい女性と家に留めたい男性の意識の差とも言える気がします。

 こうした意識の差を埋めていくことが、女性が働きやすい環境を整えるためにもっとも身近なことなのかもしれません。

 ちなみにこの調査は他に「多様な働き方・生き方が選択できる社会について、生活や身の回りの環境から判断し、1年前と比較してどのように変化していると思うか」という質問をしています。「多様な働き方」によって非正規化が進んでいる現状を考えると、「多様な働き方」=「多様な生き方」のようにとることのできるこうした質問を内閣府が行うことのほうが問題だと思いますが…。

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