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知っているようで知らない!?「春闘」の基礎講座(その1)

今年も「春闘」の季節が近づいてきました。東京ユニオンでも、いくつかの職場支部が春闘要求を提出し、今後、交渉が本格化していきます。でも、非正規で働く組合員などにとっては、毎年賃金が上がる春闘は、まさに「他人事」のように思っているのではないでしょうか? そもそも春闘ってなに? ということで、組合員と機関紙GU編集委員・たっちーが、改めて春闘について対話を行いました(文字数が多いので3回に分けて掲載します)。

●会社にきちんと説明させることが大切

組合員:毎年、東京ユニオンでも春闘に向けた取り組みを進めているけど、そもそも春闘ってなに?

たっちー:まあ、毎年1回、春に会社と労働組合との賃金を中心にした労働条件をテーマにした話し合い、あるいはそのための労働組合運動というところかな。

組合員:春闘の時によく「ベア」とか「定昇」って聞くけど、どういうこと?

たっちー:ベアはベースアップの略、定昇は定期昇給の略だよ。中小企業や非正規で働いている人にはピンとこないかもしれないけど、大手企業などでは年齢や勤続に応じて賃金額を決めている「賃金表」がある。この表に基づいて、勤続1年ごとに毎年賃金があがっていくのが「定期昇給」、この表そのものを書き換えるのがベースアップ。
 だから、賃金表のある会社は、ベースアップが行われなくても定期昇給の分だけは賃金が上がるんだ。

組合員:じゃあ、春闘で賃上げを要求するのは、会社に賃金表があることが前提?

たっちー:そんなことはないよ。賃金表がなくても、賃上げの要求はできる。いくら賃上げをしていくかは、会社の上意下達にせず、きちんと労使で話し合って決めないとね。

組合員:うちの会社、業績が厳しいし、社長はケチだし……。賃上げの要求を出しても、ゼロって言われそう。

たっちー:ゼロの回答がいいとは言わないけど、なぜゼロなのかを会社に説明してもらうことも大事。その説明を受けて、納得できなければ、さらに話し合いをしていくことになる。まあ仕方ないかなということであれば、ゼロであることを確認することも大切。春闘をしなければ、上意下達でゼロという結果が下りてくるだけ。春闘を実施すれば、ゼロの背景にあること―例えば有力な取引先との関係が数ヶ月後に途切れるなど―が見えてくる。働き続けるためには、こうした回答の背景にある事柄が、実は回答より重要であることも少なくないんだ。
 それに、要求を出して春闘交渉になれば、組合にどう回答するかを、会社は考えることになる。理屈も含めてきちんと会社に考えてもらう機会をつくることも春闘の意義だと思うよ。

組合員:ボーナスも春闘で決めちゃう会社があるようだけど?

たっちー:春闘のときに、①賃上げだけ決める、②賃上げと夏のボーナスを決める、③賃上げと夏と冬のボーナスを決める、の3 つのパターンがある。どのパターンにするかは、会社や交渉の単位ごとに決めているよ。

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