新時代の「ぐるみ闘争」

2011.6.1エボユニデモ

その昔、労働争議のひとつに。「ぐるみ闘争」と呼ばれるものがありました。
これは、実際にその会社で働いている人だけでなく、働いている人の家族または地域市民などを巻き込んだ、いわば家族ぐるみ、地域ぐるみなどの闘争の総称です。
戦後間もないころ、沖縄に米軍の基地を建設する際には「島ぐるみ闘争」も展開されたとのことですから、労働運動以外でも広がっていたのでしょう。
しかし、1955年以降の好景気とともに下火になっていったそうです。さまざまな批判に晒されたことも理由のひとつのようですが、個人的にはそれよりも家族構成や地域コミュニティーの在り方の変化も影響しているのではないかと考えます。さらに、なによりも労働組合にこうした運動を展開できるだけのパワーや発信力がなくなってしまったような気がしてなりません。
本来、労働運動は、工夫次第で広範囲な繋がりと広がりをつくりだすもの。ぐるみ闘争もまたそうした繋がりと広がりの中で生まれてきたのではないでしょうか。
東京ユニオンも加盟する全国ユニオンでは、日々、新たな運動の展開を模索するよう心がけています。
昨日ご紹介したKDDIエボルバユニオンの闘争で展開している「auボイコットキャンペーン」もそのひとつ。会社の前で配布しているチラシを見て、共感してくださった方々から「私は何をしたらいいでしょう?」という質問を受けることがありました。
団体交渉の席上で「派遣はいつでも切れる」と公言した管理職が出世していくKDDI。私たちが考えている以上に、こうした企業体質のKDDIで非正規社員として働いていて、嫌な思いをして方々が多くいるようです。組合員だけでなく、その家族、KDDIで働いていて嫌な思いをした経験のある人たちを始めとした市民を巻き込んだ運動はできないか。それが「auボイコットキャンペーン」でした。
さらに、街の中に加えネット上でも呼び掛けていくことで、新たな繋がり、広がりをつくりだしていく。これは今までの不買運動とは、一線を画するもので、新しい時代の「ぐるみ闘争」だと考えています。
是非、多くの方々にご協力いただけるようお願いします。
なお、auボイコットキャンペーンの詳細については、ブログ「これからも海を越えて繋がろう」『国際オペレータ通話を守る会」HPをご覧ください。
(写真は6月1日のKDDI包囲デモの様子)
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