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電磁波の話(下)

 健康被害を訴えて携帯基地局の撤去や差し止めを求める運動や訴訟が全国で起きています。電磁波過敏症も増えています。また、携帯電波とともに、周波数の低い(50ヘルツ・60ヘルツ)電線や家電品が発する低周波電磁波の人体に与える影響も大変不安です。
 日本では、高圧送電線のすぐ近くに学校があるのをよく見かけますが、欧米ではありません。高圧線の真下に住宅を建てるなどは問題外です。高圧送電線と小児白血病との関係は定説になりつつあります。
 電磁波は、「今すぐ体に悪影響を及ぼすわけではない」との国や業界の主張に引きずられて、健康被害との因果関係は立証できていません。マスコミも、電力会社、家電会社、通信会社などの巨大公告主の機嫌を損ねて公告掲載を打ち切られないよう、電磁波問題を正面から取り上げません。派遣ユニオンのKDDIエボルバユニオンの不当解雇撤回の闘いが、マスコミで報道されないのも同じです。
 19世紀後半から電気が実用化され、電波も100年以上前から利用されるようになりました。白熱電球の部屋でラジオを聞いていた私の子どものころと違い、今では電気や電波が氾濫しています。電気や電波のない生活は考えられません。携帯電話を持つつもりはなかった私も、6〜7年前からやむなく使用するようになりました。確かに便利です。
 欧米では、電磁波は21世紀の公害といわれ、イギリスでは16歳以下の子どもは緊急時以外の携帯電話使用を控え、8歳以下は使用を禁止するよう、国が勧告しています。ヨーロッパの他の国々でも特に影響を受けやすいとされる子どもの携帯電話の使用を制限しています。ただ、実際には犯罪対策を優先して子どもに持たせている場合が多いそうです。
 携帯電話の規格で、電磁波のエネルギー吸収率を表す「SAR」という数値があります。携帯電話のマイクロ波による熱エネルギーの量を示す単位で、値が大きいほど人体(特に脳・心臓・生殖器など)への影響が大きくなります。これも日本国内の許容値は高く、国内メーカーが輸出する携帯電話は、輸出先の規制に合わせてわざわざ数値を下げています。
 かつては、携帯電話のアンテナは外側に引き出すようについていました。これは電磁波の着信点を大切な頭から離す構造になっていたのですが、小泉政権当時の規制緩和とコストダウンのためなのか、いつのまにか内装されてしまいました。
 人間は微弱な電気信号で動いています。たくさんの電磁波にさらされて、悪影響は本当にないのでしょうか。100年後、200年後の将来を見据えるとこのままで大丈夫なのか、心配です。 (林)
(※上・下とも東京ユニオン機関紙GUから転載しました。)
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