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ユニオンが反戦運動に参加する理由

終戦記念日のある8月は、ユニオンでも反戦活動に参加する機会が多くあります。
しかし、組合員からも労働運動と反戦やその他の運動が結びつかないというご意見をいただくことがありました。その理由をツイッターでご紹介しましたが、理解を得やすくするために加筆・修正を加えてブログで掲載することにしました。
ごく簡単な説明なので、足りないところもあると思いますが、それは書き手の筆力のなさによるものと解釈ください。

戦前から戦争に突入していく過程で労働組合は弾圧の対象でした。戦争を進める世の中にしていくために、働く者の権利を主張する労働組合は邪魔だったのです。
戦中はもちろん労働組合の活動は事実上できなくなります。
そして、とうとう終戦を迎えます。あまり知られていないことですが、戦後、憲法よりも先の労働組合法が施行されました。日本の民主化を進めるうえで労働組合が重要だと考えられたからです。今なお、労働組合の活動がどこまで保障されているかは、活発に活動が行われているかは、その国の民主主義の浸透を図るメルクマールのひとつでしょう。
こうした歴史的な視点に立つからこそ、多くの労働組合は反戦の活動に取り組んでいるのです。
もちろん、日々もっとも時間を割いているのは、一つひとつ職場の労働条件の向上、働く者の一人ひとりの権利を守る活動であり、労働組合のメインテーマであることは間違いありません。
しかし、個別の労働問題だけに特化する運動は、いわゆる「タコツボ化」です。しかし、タコツボは海の影響を免れません。社会全体を見渡していく運動が必要です。依然として、戦争を進めようとする人たちは存在し、その人たちにとって働く者の権利を主張する労働組合は眼の上のコブであるということは現在も変わりはないのです。
すべてには手が回りませんが、引き続き反戦を始めとした地域や社会の運動に幅広く目を向けて、取り組んでいきます。
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書記長・関口

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