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有期契約の法制化に向けて(問答解説)②

組合員 今の日本には、有期契約を規制する法律ってなかったけ? 
たっちー 有期労働契約の上限は労働基準法で定めている。それ以外で、一番、直接的にわかりやすく規制しているのは労働契約法。第4章は「期間の定めのある労働契約」としていて、第17条第1項では「使用者は、期間の定めのある労働契約について、やむを得ない事由がある場合でなければ、その契約期間が満了するまでの間において、労働者を解雇することができない」、第2項では「使用者は、期間の定めのある労働契約について、その労働契約により労働者を使用する目的に照らして、必要以上に短い期間を定めることにより、その労働契約を反復して更新することのないよう配慮しなければならない」と定めている。
組合員 有期労働契約の規制にからんで、よく「出口規制」「入口規制」って聞くけどどういうこと?
たっちー まとめた人によって若干の違いはあるけど、一般的には「出口規制」は雇用の出口、つまり「有期労働契約の場合○年以上は更新してはダメ」という規制。定められた期間を超えた場合は、期間の定めがない契約とみなすなどの違法に対する罰則的な取扱いとセットになっているケースが多いね。
一方の「入口規制」は雇用の入り口、つまり有期労働契約を締結できる場合を限定するもの。例えば、育児・介護などで休業している者の代替要員や野菜の刈り入れなど季節的に発生する業務のように期間がわかる仕事以外は有期労働契約は認めないという規制をいうんだ。
組合員 どっちがいいのかな?
たっちー 両方とも必要だけど「出口規制」だけではダメ。だって、例えば派遣の期間制限に違反した場合、多くが有期労働契約として雇い入れられているけど、その後契約を更新されなかったり、一度だけ更新して契約期間満了、なんていうケースもあるからね。こうした、脱法的な使い方はきちんとした「入口規制」をつくらなければ是正は難しい。
組合員 なんとか「入口規制」を始めとした有期労働契約の規制を実現したいね!
たっちー そう! 東京ユニオンが参加する全国ユニオンと派遣労働ネットワーク、全日建、ガテン系連帯などが、一緒になって「働く者の使い捨てをなくそう!‐実効性のある有期雇用法制の実現に向けて‐」(仮)というパンフレットを作成中。これからは、こうしたパンフレットをつくって運動を強化していく。役所の議論なんかアテにしないで、今後は日本版エグゼンプションをぶっ潰したときのように、激しく・楽しく・元気に運動を展開して、有期契約の規制をつくっていこう!

※今回紹介した「有期契約の法制化に向けて(問答解説)①②」は東京ユニオン機関紙「GU」7月9日発行(319号)に加筆・修正を加えてまとめました。
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