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新しい一歩をディーセントワーク実現に向けた一歩に!

昨日の中島滋さんの話は、経営側のみの言及に留まってしまいました。
しかしもちろん、労働組合も新しい価値観での新しい一歩が必要であることに変わりありません。同時に、今回は講演のテーマとなっていた「ディーセントワーク」について触れてみようと思います。
引き続き中嶋さんのお話。

日本の企業には国際労働基準とは無縁の労使関係、労働慣行というものがまかり通ってしまっている例が非常に多い。特に民間未組織の労働者ではそういう傾向が顕著になる。
日本の労働組合運動の課題としては、この閉ざされている門をいかにしてこじ開けるか。そして、国際労働基準の適用を促進するか、というのが大きな課題ではないか。
その場合に障害になっている、あるいはなり得るのが、企業別労働組合主義であろうと思います。
残念ながら企業別労働組合の場合、企業の利益と労働組合の利益か簡単に同調してしまう、ハーモライズしてしまうという傾向がある。多くに方が批判されているように、民間の多くの大企業の労働組合が「正社員クラブ」という性格から脱しえていない。同じ職場で働きながら正社員でない人たちの利益、賃金、労働条件、雇用の安定ということに対して、そのクラブは無関心でいるという、歴史的経過があまりにも長かった。
ようやく、リーマンショックを契機にした経済危機の中で、あまりにひどい非正社員、非正規の労働者の使われ方に対して、社会的批判が強まる中で、この傾向を克服する必要があるんじゃないかという問題が提起されて、少し状況は変わりつつあります。
けれども、とても国際労働基準を共に尊重すると、すべての労働者にそれを適用する運動を、労働組合として取り組んでいくという状況には至っていない。その状況を超えるためには企業の枠を超える連帯、その連帯の核にディーセントワークというものを位置付けて取り組む必要があると思っています。

「ディーセントワーク」とは、ILO的に定義をすれば「適切な水準の社会保障、賃金・労働条件が確保された社会的意義のある生産的労働」といったところです。これを、一言で言うと「働きがいのある人間らしい仕事」という訳が当てられています。
新しい時代に向けた新しい一歩が、ディーセントワーク実現に向けた一歩となるよう、労働運動の端っこにいる者としては、微力ながら力を尽くしていきたいと思う今日この頃です。

なお、次の社会的労働運動研究会は、精神科医の野田正彰さんをお招きして以下の日程で行います。
興味のある方は、是非、ご参加ください。
日時:8月20日(土)14:30~
場所:ユニオン運動センター会議室
テーマ:災害が日本社会に問いかけているもの
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