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世襲制はダメ?

現在、着々と準備が進んでいる京品ホテルの新たな職場づくり。闘争を最後まで闘いぬいた組合員を中心に、数名が新宿に居酒屋(ユニオン風パブ?)を出店すべく、最終の調整を行っています。
旧.京品ホテルの跡地も何ができるからわかりませんが、現在、建設が進んでいます。3代続いた老舗のホテルも、残念ながら幕を下ろしてしまいました。しかし変化の激しい今の時代、息子だから…という理由だけで社長に就任する会社は3代続いたらいいほうかもしれません。
NHK大河ドラマ『江』では「秀頼を盛りたててくれ…」とうわ言のように繰り返す、病床の豊臣秀吉を岸谷吾郎さんが演じていました。演出上多少の違いはあっても、息子.秀頼にかける秀吉の思いは、多くの戦国ドラマで同様に描かれています。こうした描写を見ると、やはり血縁に後を継がせたいと考えるのは日本人のDNAにしみついているのかも? などと考えてしまいます。
しかし、世襲制が必ずしも悪いというわけではありません。
私.関口の前職は、編集.記者。経営者にも取材をしていました。その昔、取材した2人の2代目社長がいます。
ひとりは印刷会社の社長。商社に勤めていましたが、父である創業社長の急逝をきっかけに会社役員に請われて、退職して社長に就任します。
好景気の大手商社勤務だっただけに、海外出張なども多く、まさに世界中を飛び回る華やかな仕事。一方、社長に就任した会社は、町の小さな印刷屋。行動範囲も一気に狭まりました。「実は、引き受けたくなかった」と、取材のときに語っていたのは本音だったと思います。
それでもサラリーマン時代に培った行動力や人脈を駆使して業務を拡大。当時、印刷業界は急激にコンピュータ化が進んでいたことから、先んじて設備投資も行い、業績を伸ばします。
さらに、地元の高校に足しげく通い、何年も年月をかけて新卒採用のパイプを構築。バブル期の人手不足時代にも「採用に苦労したことはない」と胸を張っていたのが印象的でした。
もうひとりは、町工場といった感のある製造業の社長。激しい労使紛争などをきっかけに創業社長の交代を決定。当時役員のひとりだった息子が社長に就任します。父と労働組合のやり取りを身近でみていた2代目社長は、労働組合との対話を徹底します。それは、ときには夜中にまで及んだといいます。
こうして信頼関係を築き上げることで、安定した労使関係を構築。現場で気軽に社員に話しかける2代目社長の姿はまさに「町工場のオヤジさん」でした。
このふたりの社長に共通していることは、自らそして会社のミッションを判断や行動の基準としていることだと思います。「血縁に継がせる、役員にする」ことはミッションたりえません。これがわかって実践できれば、血縁かどうかなどはあまり関係ないのかもしれません。
まあ、わかって実践できる会社や経営者も少ないですけど…。
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