会社による抗議行動のビデオ撮影に想う

東京ユニオンでは週1度は、UMCに集うユニオンと一緒に問題企業に対する抗議行動を行っています。
会社の反応はいくつかのパターンに分かれますが、そのうちのひとつが抗議行動をビデオ撮影するというもの。
これをやっているのは最近では、東京ユニオンで取り組んでいる御簾納会計事務所と派遣ユニオンで取り組んでいる東京リーガルマインド。いずれも常識や日本の法律が通用しない治外法権のような会社です。
さらに上級になると抗議行動の音を測定するKDDI本社もあります。
こんな私にも「肖像権」がありますから許可なしに、無言で撮影されるのは愉快ではありません。
さらにいえば、抗議行動を撮影されたものをどこかの場面で目にすることはまったくなし。
その後、どのように使われたか、使われるかはまったく謎です。
ですが私が憤りを感じるのは、ビデオ撮影をしている人ではなく、ビデオ撮影を命じる会社です。
撮影をしている方にも家族や愛する人がいるでしょう。会社に言われてビデオ撮影など抗議行動を妨害するようなことをした人たちは、自分がやっていることを家族や愛する人たちに説明できないのではないでしょうか。説明できないような命令をする会社に対して、私は強い憤りを感じます。
私たちは、むやみに抗議行動を行うことは断じてありません。
会社の対応が極めて不誠実である場合などに限り、やむなく抗議の声を上げているのです。
このため、訴えている問題について共感する方も少なくありません。
内心、会社に命じられてやむなく…という方が多いのではないでしょうか。
依然、会社の前に立ちふさがっていた担当者が抗議行動の終わり間際に近づいてきて、小声で「気持ちは察します」と言ってくれたことがあったそうです。人間味のあるエピソードではないでしょうか。
社員に嫌な思いをさせて、なんに役にも立たないビデオ撮影を続けている間、抗議行動も続きます。
抗議行動を止めることができるのは、会社の誠意ある対応と真摯に問題に向き合う姿勢です。
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書記長・関口

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